人口減少や少子高齢化の進行によって、医療や福祉、公共交通などの社会基盤が失われつつあり、加えて新型コロナ禍によって、今、弘前に生きる市民一人ひとりが大きな困難と不安に直面しています。現状は、まさに「市民一人ひとりの命と生活が危機に瀕している」と言っても過言ではない状況です。
今の停滞した市政の継続では、この難局を乗り越えることはできません。
過去の市政への逆戻りでは、この難局を乗り越えることはできません。
今こそ、市民の思いを受けとめて市民の思いに応えていく新しい市政が必要です。
今、求められているのは、市民を守るためのリーダーシップです。
農業者も商工業者も飲食業者も、子育て世代も若者学生も、子どもも高齢者も社会的弱者も、誰一人取り残さない市政。
市民一人ひとりが夢と希望を胸に未来に進んで行ける市政。
市民一人ひとりがゆとりを持って暮らして行ける市政。
そういう弘前市政への転換を実現します。
基本理念
- (1) 子供や若者が希望を持てる弘前
- (2) 地域の社会基盤を守り抜く弘前
- (3) 経済的に自立した足腰の強い弘前
- (4) 誰ひとり見捨てない弘前
- (5) ゆとりを持って暮らせる弘前
緊急課題 新型コロナウイルス対策
- 1. 予防:医療・福祉・教育等のエッセンシャルワーカーへの無料PCR検査とワクチン早期接種のための体制を整備し、市行政からの情報発信を強化する
- 2. 救済:打撃を受けた全ての事業者、生活者が生き延びるための対策に総力を挙げて取り組む
- 3. 再生:終息後を見据えた「ポストコロナ産業戦略(農業、観光、飲食、中小零細企業等)」を策定する
- 4. 「ひろさきコロナ対応戦略会議」を新設し、医療(専門家)・産学官の英知を結集して対応する
テーマ毎政策
(1) 子供や若者が希望を持てる弘前
- 5. 小中学校の給食費無償化
- 6. こども(高校生まで)の医療費無償化と所得制限緩和の検討
- 7. 就学援助の前倒し(入学前)と内容充実
- 8. ひとり親世帯や困窮世帯、不登校児や障がい者への支援強化のための総合窓口の開設
(2) 地域の社会基盤を守り抜く弘前
- 9. 除排雪の強化(通学路・交差点・高齢者住宅等における強化、実施予定の情報提供の強化、当初予算での必要額確保による迅速確実な実施、地域による雪対策の支援、融雪溝の整備、超高齢社会到来を踏まえた除排雪のあり方を検討する場の設置)
- 10. 若者定住・ふるさと還流策の展開(奨学金返還支援制度(県支援嵩上げ)の創設、「(仮)ひろさき鮭プロジェクト(進学等で巣立った若者へのふるさと情報伝達とネットワーク維持)の実施)
- 11. 歩道、バリアフリー化、電線地中化、融雪溝等、くらしに身近な公共事業の充実
- 12. バス・乗合タクシー・スクールバス等への支援、高齢者無料券の拡充等、暮らしの足の確保
(3) 経済的に自立した足腰の強い弘前
- 13. 農業振興に向けた生産・販売・流通体制の強化(農家支援、労働力確保、機械設備支援、園地流動化、作業効率化等)
- 14. 水稲種子購入への支援等、米価下落対策の強化
- 15. 中心市街地活性化計画を策定し、国制度を活用した取組を展開する等、中心市街地活性化策の充実
- 16. 世界自然遺産白神山地30周年(令和5年)を契機とした環境づくり、観光振興策の展開
- 17. 近隣市町村、秋田県北との連携強化
(4) 誰ひとり見捨てない弘前
- 18. 高齢者、障がい者一人ひとりに寄り添う支援の充実
- 19. 無料低額診療事業の充実
- 20. LGBT支援策の更なる展開
- 21. DV被害者支援の強化
- 22. 児童虐待防止の強化
(5) ゆとりを持って暮らせる弘前
- 23. 市民生活の向上につながるデジタル化の推進と個人情報保護の徹底
- 24. PR活動、子育て・住宅・リモートワーク環境の整備等、移住促進策の強化
- 25. 潤いと活気あるまちづくりに向けた文化・芸術振興、スポーツ振興
- 26. 岩木山に代表される地元の自然と触れ合う環境の整備、拡充
- 27. 低炭素型社会・循環型社会に向けた取組強化とSDGsに沿った政策の推進
市行政運営の改革
- 28. 情報公開の徹底、政策決定過程透明性確保、市民参加の促進
- 29. 女性の活躍推進のため、市役所女性管理職の登用拡大(国目標22%早期達成)
市民の皆様の声を伺いながら今後更にブラッシュアップしていきます
<2022年3月12日版>